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うつ病で処方される薬の効果と副作用

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うつ病で処方される薬の種類は、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI、SNRIの
4種類に分類することができます。
全体として、「抗うつ剤」、「抗うつ薬」と呼ばれています。

・抗うつ剤(抗うつ薬)の特徴

即効性はなく、はじめは少量から処方されるのが特徴です。
その経過から、医師が患者に適切な量を処方するようになります。
だいたい、作用し始めるまではおよそ半月から一か月かかります。
また、少量からの処方となるのは、その副作用を防ぐことにあります。

●抗うつ剤それぞれの効果・副作用

・三環系抗うつ薬

特徴として、その効き目が強いことに加え、同時に副作用も強いことが挙げられます。 もともと、パニック発作を抑えるための薬ですが、抗うつの効果もあり、処方されることがあります。

 依存性は弱いので、薬漬けのリスクが少ないのが魅力です。
しかしながら、過剰に服用すると死の危険性があり、 用量を守らないことによるリスクは、対照的に大きいのです。
効果としては、うつ病の原因とされている神経伝達物質の バランスを整え、改善させるというものです。
しかし、その作用の中で、本来作用すべきでない神経物質、 アセチルコリンと呼ばれるものにも影響を及ぼすことで 「抗コリン作用」と呼ばれる副作用を引き起こすことがあります。
抗コリン作用は、睡眠機能の障害、倦怠感に加えめまいに立ちくらみといった身体的なものに加え、 認知、性機能の機能的な障害、また、不安感やイライラといった、神経を逆なでる作用も持ちます。
効果が半月から一か月かかって現れるのに対し、副作用がのみはじめから発生するので、 服用者に強い不安を与えるのが副作用の特徴です。

・四環系抗うつ薬 

基本的な効果、副作用は三環系と変わりませんが、
その強度が弱くなっており、副作用のリスクが少なくなっています。

・SSRI

うつ病の原因として「神経伝達物質のバランスの乱れ」を紹介しましたが、
基本的には、そのうちの「セロトニン」と呼ばれる物質が欠乏していることが挙げられます。
セロトニンは、一度分泌されると、神経細胞に取り込まれてしまいます
(これを「再取り込み」といいます)が、これを防ぐことで、
分泌されているセロトニンの量が減らないようにする薬です。
「セロトニンへの作用」によってうつへの効果を発揮します。
副作用は比較的弱いことで知られていますが、生じた場合は症状として
睡眠機能の障害によって頭の働きが鈍ること、微熱やのどの渇きが確認されています。

・SNRI

セロトニンに加え、「ノルアドレナリン」という物質の再取り込みを阻害する薬です。 これによって、うつ病を改善するという効果があります。
副作用は、口の渇き、吐き気、嘔吐、便秘といった身体的なものが多いことが特徴です。

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