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うつ病と、学校仕事の関わり方

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うつ病と学校

小、中学生のうつ病

一度、学校と習い事を一定期間休ませてみることが大切です。
時間を置いてもう一度学校に通わせてみて、日ごとの振る舞いをよく確認してみることです。 しかし、ここで重要なのは、「教師との連携」です。

 

うつ病に限らず、精神的な問題を抱えた子供は、主にストレスの要因となる家の外と、家の中の外的刺激がない環境とで、環境的な反応が異なり、したがって家庭内での振る舞いだけでは 学内でどのように過ごしているのかは分からないからです。
また、担当の先生と親が同じ質問をしてみるのも有効です。
先ほど述べた、環境の違いによる反応の違いが顕著に現れるからです。
ここで学生の言うことに相違があれば、そのギャップがなぜ生じているかで、
その学生のもつストレス因子を検出できるのです。
また、学校の保健室、もしくはカウンセリングルーム(または公的機関)とも連携し、 そのプロフィールや日ごとの状態は共有するようにしましょう。

高校生以上の学生のうつ病

高校生以上になると、知的レベルが大きく上昇しますが、
それゆえに思考のスピードが上がっており、ネガティブ思考に火が付くと、
たちまちネガティブな方向で高度な論理思考を展開してしまいかねません。
小中学生の場合はまだ、論理的思考ができていないこともあり、
感情の起伏などでその病的状態を確認できることもあります。
しかしながら、高校生以上となると、その思考力が逆に仇となり、
ネガティブ思考の塊となり、行動力を根こそぎ奪ってしまいかねません。
つまり、うつ病の場合は、頭脳が優秀であれば理解が早く治りやすいとか、
逆に幼い人間なら症状が分かりやすく治しやすいだとか、そういったものはなく、
あくまでもその個人個人の思考の傾向から問題を推察することが大切です。
また、この高い思考力を武器に、親や先生、カウンセラーや医者などの
具体的なアドバイスから、日ごとの自分の課題
(あくまで、簡単に達成できるものを設定します。
課題がこなせないとネガティブ思考の解決に繋がりません)
を学生本人に考え、設定させ、それを達成する様を家庭や学校で見てあげることが大切です。
自分の中の自分の評価と、他人からもらった自分の評価がポジティブな方向で一致すると、
課題のレベルによらず、本人の大きな自信につながります。

うつ病と仕事

病状が仕事にどれほどの影響を及ぼしているのかで、対策が異なります。
能力が鈍っていても、仕事が続けられるのなら、
できるだけ仕事を続けていく中での解決が望ましいからです。
従業員のメンタルヘルスを取り扱う部署があれば、
できる限りそこで遠慮せずに相談することも大切です。
社会人のうつ病の場合、メンタル的な問題もありますが、
相談先がその業種に対する知識があるかないかが
大きな決め手となることもあるからです。
職場には、本人の体調のケアまで、面倒を見るような余裕が、たいていありませんから、 仕事に支障が出た場合は、休職、退職も辞さない決断も必要です。

勤務先に産業医がいる場合には、産業医に症状や仕事で困っていることなどを
伝えることが勧められます。
従業員のメンタルヘルスを受け持つ部署がある場合には、
そこを利用するといいでしょう。
企業の中には従業員が利用しやすいよう、
相談部署を外部に委託しているところもあります。
こうした制度を積極的に利用することが望まれます。

また、本人がなかなか受診しない場合には、家族が相談してもいいでしょう。
相談先としては、精神科のほか、地域の保健所、保険センターなども利用できます。
地域によっては、メンタルヘルスの専用相談口や精神科医による相談日を設けているところもあります。

職場復帰は責任の軽い、簡単な業務から始めるのが理想的ですが、
現実には難しい場合が多々あります。
しかし、通常業務から復帰する場合にも、
いきなり責任の重い仕事を任せたりするのは避けたいものです。
本人は休んでいた分を取り戻そうと頑張りすぎることもありますが、
無理をすると再発を招くおそれもあります。
本人に割り振る仕事の量は慎重に決めてください。
また、職場の人が本人の体調まで管理することはできません。
体調が悪かったら早めに医師に相談するよう促し、
無理をしすぎないように伝えましょう。

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