減塩信仰は嘘なのか?
そもそも、「塩」に関してですが、
よく「天然の塩がいい」というのは聞いていました。
そして、「食塩」はかつて、1つの会社が独占していたことも。
もっと言えば、「塩」はお上が支配していて
戦後は、「天然の塩」ではなく「食塩」を国民に与えた、と。
そんな中で、かなり前から「減塩」が流行っていました。
そして、なんとなくその方がいいのかなぁと思っていたところ
いやいや、人体に塩分は必要で、もっととってもいい、という人も。
で、調べました^^
1.「食塩」と「塩」
古来から日本では、海水を天日干しして塩を作っていました。
瀬戸内海にあった塩田は有名ですね。
「塩」と言えば、塩化ナトリウムと理科の時間で習いましたが
海水の塩の成分は、塩化マグネシウム・硫酸マグネシウム・
塩化カリウム・鉄分などミネラルが豊富に含まれています。
戦後、GHQによる統治で「精製塩」に変わりました。
イオン交換膜法という工業的な塩の製造方法になったのです。
この方法によって、純度の高い塩化ナトリウム、
つまり食塩が日本中に行き渡りました。
その代わり、不純物扱いをされた産みミネラルは失いました。
現代では、海のミネラル「塩」ではなく、
精製塩である「食塩」をとっているようです。
2.塩による身体の影響
では、塩は身体にどのようにいい影響・悪い影響があるんでしょうか。
塩の取り過ぎは、高血圧になるとよく聞きますね。
逆に、真夏の発汗では塩分を取りましょう、と注意があります。
塩の身体での働きは、
①体内の浸透圧を保つ
②消化液(唾液・胃液)の成分
③神経伝脱物質
④保温や筋肉収縮
などが挙げられます。
消化器官では塩酸が含まれることから理解できます。
神経や筋肉でも必要なものだったんですね。
3.精製塩と自然塩
よく低体温というのを聞きますが、塩不足が原因とも言われます。
低体温の原因はたくさんあり、「運動不足」「南国の野菜果物」
「冷房」「肉食」などです。
低体温による病気は多くあるようで、
がん・頭痛生理痛・肩こり便秘・精神疾患と現代病全般です。
このように現代病が増えているという傾向は
日本人がとっていた本来の自然塩がほとんどなくなって
精製塩になったから、という理由が浮かび上がってきました。
人体は、海水の成分に近いと言われます。
極端に塩化ナトリウムだけをとるのではなく、他の微量元素
つまりミネラルも必要です。
そのバランスを取り戻せば、現代病が少しでも改善
されるのでは、と考えます。
ここで「減塩」に関してですが
高血圧や胃がんの原因になる理由で「塩」があり
「減塩」が流行っています。
しかし、塩は身体にとても必要なものであることはわかります。
減塩によって、その「しょっぱさ」を添加物・化学物質で
補われるとなれば本末転倒でしょう。
今の日本の減塩信仰はまだまだ続きそうですが
精製塩を減らして、自然塩を多く取るべきかなと考えます。
では、ひとつ参考に通販ですが塩の商品を見てください。
ミネラルが含まれていることが説明でも成分でも分かります。
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