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統合失調症9~症状の経過

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発症から現在

私は統合失調症を発症してから、もう五年ぐらいになりました。
発症の時期が良く分かりませんが、通院し始めてから五年以上が経っています。
しかし、体調の波は未だ不安定です。
 
朝は体が重く起きられないこともありますし、集中力も散漫してしまい長く続けることが出来ません。
優先順位がつけられず、頭が混乱して真っ白になってしまうこともあります。
それでも外へ出かけたり、友人と遊びに行ったりと、行動することは出来ています。

変化したこと

変化したのは体だけではなく、思考も変化したと私は感じています。
私は以前、「精神病なんて……」と少し見下していた部分が正直ありました。
自分には関係のない話だと思っていました。
しかし、こうなってしまった今とても後悔と反省をしています。
 
どんなに辛くても分かってもらえない、伝えられない気持ちや、
人の悩みは自分が考えている以上に重いかもしれない。
私自身この数年で色んな事を経験し学びました。
 
友人にも冷たく当たったり、人を信じられなくなったり。
マイナスな事ばかりが続き、何もかも諦めようかと思った時期もありました。
それでも、小さな目標を見つけることで自分を励ましたり、休ませたりして今までやってきました。
 
友人の悩みもしっかりと一つ一つ受け止め、軽い気持ちで答えないようにしています。周囲から見れば全然変わっていないように見えると思いますが、そういう気持ちの面では少し変化したと思います。

気を付けていること

症状が軽くなったからといってもやはり注意していなければなりません。
それがまた神経質になって…と、繰り返してしまうのは確かなのですが、安心していられません。
薬は毎日三度飲んでいますし、量も減っていません。
ずっと付き合っていかなければいけないので、「良い状態を保つ」しかないのです。
一日中眠い時もあり、一時間くらい起きていたら体が疲れてしまい、
また寝てしまうなんてことは珍しくありません。
 
自分なりに気を付けていることは、運動をすることと眠くなくても早い時間から布団に入ること。
運動をするのはストレス発散にもなりますが、副作用で太ってしまうのを戻したいためです。
見た目が変わるほどではありませんが、気になっているので……。
早く布団に入るのは、薬を飲めば一~二時間で眠れるのですが、
翌日まで響いてしまうため、なるべく自力で眠ることが出来るように今練習中です。

結果として、症状は軽くなりましたが完全になくなってはいません。
それでも私は現状を受け止めて生活していくしかないのです。

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統合失調症8~チェック事項

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セルフチェック

・周囲が自分を見ている(視線を感じる)

学校であればクラスの人達、会社であれば職場の人達からの視線を感じます。
外に出れば、知らない人でも自分を見ている、あるいは注目されていると思い込んでしまいます。
これは既に幻覚である可能性は高いのですが、幻聴同様自分で判断出来るものではないと思います。

・自分の悪口が聞こえる

昨日まで突然周囲が自分に対しての悪口を言っているように聞こえます。
はっきりと聞こえる場合と、はっきりとは聞こえないものの言われているように感じる場合があります。

・誰かに監視されている

家に居ても、監視カメラがあるのではないか、外では誰かに後をつけられているのでないか等思い込みます。
常に誰かに見張られているように感じ、引きこもりがちになる可能性があります。

・集中力がなくなる

一つの物事に対して集中力が続かなくなります。
短い時には十分ほどで集中力が切れてしまうこともあります。これは人によって様々だと思います。

・判断能力がなくなる

優先順位をつけられなくなります。どの作業を先にやればよいのか分からなくなるため、思考が停止してしまいます。

・考えがまとまらない

頭の中で考えがまとまらないため、会話が繋がらなかったり、相手に伝わらなくなります。
言葉がなかなか出てこないため途中で会話に詰まったり、また、同じ会話を繰りかえしてしまうこともあります。

・忘れ物が多くなった

今までやってきたことが出来なくなったり、直前までの事を忘れてしまうことがあります。
言われたことを覚えていなかったり、メモをしていても忘れてしまったりと、普通の物忘れとは少し違います。

・眠れなくなる

不安や恐怖で不眠になります。その他にも頭の中で音楽が流れたり、騒がしかったりと寝つけないことがあります。
反対に、眠り過ぎるの場合もあります。

・独り言を言うようになる

これは無意識に独り言を言っていたりすることがあるので、自分では気づかない場合もあります。
ぼそぼそと喋っていたり、周囲に聞こえる程度だったり様々です。

 

 
これらのチェック項目はあくまで私自身の体験から抜き出したものです。
統合失調症は主に「幻覚」「幻聴」だと思いますので、もし本人が気付かなくても、
周囲がおかしいと感じたら話を聞いてあげたりすると、早期発見に繋がるかもしれません。
 

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統合失調症7~食べ物について

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基本的に食べてはいけないものというのはありません。
三食しっかり食べること、バランスよく取る事を心がけましょう。

飲み物 ~ やはりカフェインは・・・

薬の説明にも書かれていたのですが、病院の先生に言われたことは
「お酒を飲んではいけない」ということです。
薬の種類によるのですが、私が飲んでいる薬の中に
飲酒をすると薬の作用に影響するものがあります。
そのためお酒を飲むことが出来ません。
ちょっとくらいいいだろうという油断は、
何かあって後悔しても遅いのでしっかりと守っています。
影響が出ない薬も増えてきたのかもしれませんが、
精神疾患の薬である以上飲酒はなるべく避けた方が良いかもしれません。
 
飲み物でいうとその他に、コーヒー・紅茶などカフェインを多く含んでいるものは、
飲む量を減らすなどした方が有効です。
私は紅茶が大好きなので、何杯も飲んでしまうことがあるのですが、
調べた所あまり良くないそうです。
コーヒーや紅茶を飲んで気分が落ち着く等プラスの効果が多いと思いきや、
反対にストレスを溜めてしまう効果があるそうです。
これには私も驚きました。飲み物でもストレスが溜まる……。
飲んではいけないということはないのですが、
過剰摂取にならないように量を減らすのが一番早い方法です。
では何を飲めばいいのか?というと、豆乳や水が良いそうです。

食べ物 ~ 精神安定によい成分は?

精神安定によいとされている成分は、カルシウム、ビタミンC、トリプトファン等です。トリプトファンとは牛乳や大豆製品に含まれています。
牛乳は色々と効果のある成分が含まれているので、飲める方は飲むようにしましょう。もし苦手という方でも赤身魚や肉類にも含まれていますので、そちらを食べると良いかもしれません。
砂糖・炭水化物は過剰摂取しない方が良いとされています。
カフェインと同様摂取しすぎると、体調に変化(不眠等)が出てしまうそうです。

補足事項

どの食べ物や飲み物も取りすぎると変化が出てきてしまうかもという理由なので、
全く食べるな!ということではありません。
どれに対してもほどほどに、ということです。
薬によっては太る作用もありますから、自分自身の身体にも気を使うという意味では、頭の隅にでも置いておくといいかもしれません。
体調管理も食事管理も自分で意識をすることで、良い方向に進むかもしれません。
 

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統合失調症6~療養中の過ごし方

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私の場合、特別に長期の休みを取ったわけではなく、休みつつ学校に行っていました。しかし、学校が終わり家に帰ったら疲労が重くすぐ寝てしまうという生活になりました。

自分なりの休養の仕方(音楽編)

体を休めるということはとても大事です。
しかし、私は寝ることだけが気持ちを和らげるのか、という事を考えていました。
病気になった当時、不安に押し殺されそうになった時自分は何をしていたのか。
逃げたいときどうしていたのか、と過去と現在を比べてみました。
比べてみた時に共通するのは、「音楽を聴く」ということです。
無意識に、といえば大げさですが、通学時間や空いた時間にはいつも音楽を聴いていました。
音楽を聴くというのは、ストレスを和らげるのにも効果があるようです。
私の場合は、ストレスを…というよりは、周囲の人の会話を遮断したくてというのが一番の理由でした。
音楽を聴いて、自分の世界に入り込む。自分の好きなアーティストの歌を聴いて、
ストレスを軽減出来ることは、一番お手軽な方法だと思います。

自分なりの休養の仕方(趣味編)

私は元々好きな芸能人の方がいたので、落ち込んだり塞ぎ込んだりしている時、
その芸能人のラジオを聴いたりしていました。
音楽もそうですが、体調によるので「何を言ったのか一字一句聞き逃せない!」
という考えではなく、横になりながら聞き流す程度の時もありました。
聞き流していても、ふと耳に入ってきた話が面白かったら、
「ふふっ」と笑ってしまう程度でいいんです。
学校の不安と緊張で表情が固まってしまっていたり、
愛想笑いの癖が付いてしまっている方もいると思います。私もそうでした。
自分で笑っているつもりでも目が笑っていなかったり…ということも日常でした。
しかし、「自然に笑う」というのが大事なんだという事が、私も最近になって知りました。

自分で光を見つける

どんなに感情が落ちてしまっていても、少しでも自分で気分転換するのはとても大事な事です。
むしゃくしゃしていたら、部屋で踊ればいいですし、大声を出したくなったら歌う。
それが一瞬でも自分の不安が抑えられるのであれば、何でもいいのでやってみることが、一歩踏み出すことに繋がるのではないでしょうか。
私は今でもそうです。もやもやしてるけど言えないことは、手帳やメモ帳にでも書きます。歌いたい時は歌います(部屋でこっそりとですが)。
そうして少しずつでも吐き出して、自分でもストレス発散を見つけていくことが、
回復期へと近づくのではないかと思います。

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統合失調症5~家族友人の対応

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家族の反応

通院し始めた当初は、家族で病院に行き私の症状と先生の話を聞いていました。
理解はあまり出来ていなかったようですが、
病気だということは受け止めてくれているようです。
対応としては、病気になる前と変わっていないと思います。
「嫌なら休め」という感じです。だからといって甘やかすわけでもなく、
後ろから背中を押すけれども自分で出来ることは自分でやりなさい。
どうするのか自分で決めなさい。という考えのようです。
 
私は自分で歩いて生活出来るので、それくらいがちょうどいいのかもしれません。
判断が鈍く、ふらふらしている私にとっては
「どうするのか」と聞かれると困ってしまうのですが、
最後に決断するのは自分自身なので、なよなよしていてもダメだ!
ということを伝えたいのかなと思います。

というのも実はあまり家族とは病気について事細かく話あったりすることがありません。そのため、どう思っているのか、どうしてほしいのかがよくわからないのです。
今更聞きにくいため、何か言われたら答える、
という風にしか普段コミュニケーションを取らないので……。
しかし、もし今学生さんで就活を考えている方だったり、
自分の子供が……という場合は、しっかり話合う場を設けた方がいいと思います。
本人、そして家族のためにも。

友人の反応

友人の場合、本当に信用している人にしか病気のことは言っていません。
もし中途半端の関係でふらりと話して、それがいつの間にか
話が広がっているなんてことがあったら、
人間関係を断ち切るぐらい信用がなくなってしまいますから。
私はこの人たちが友人で本当に良かったと思えたのは、
話した時に誰も馬鹿にしたり笑ったりしなかったことです。
話した時は私もあわあわしていたり、上手く言えませんでしたが、
友人は詳しく聞いてくるわけでもなく静かに聞いていました。
それが唯一の救いでした。
その人たちとはもちろん今でも大切な友人です。
相談すれば真剣に聞いてくれるし、
時間が合えば一緒に遊びに連れて行ってくれます。

 

繰り返し書いてはいますが、統合失調症は周囲からの偏見などが強い病気です。
そのため誰にどの範囲まで話すのか、というのはとても慎重にならなければいけません。一歩間違えれば他人が自分を見る目さえ変えられてしまう可能性もあります。
 

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