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新型うつ病2~新型うつ病の原因

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新型うつ病の原因は、いまだ解明されていません。
従来のうつ病と同じく、ストレスや社会環境、性格、脳の神経伝達物質
などの影響ではと言われています。
私の新型うつ病の発病の経緯をお話しします。

■私の新型うつ病の主な原因は『ストレス』

私は福祉の現場で、それは楽しく働いていました。
確かに労働条件等は良くありませんでしたが、それを上回る充実感に包まれ、
本当に天職だと思って働いてきました。
新型うつ病への扉は、働いて6年目に開かれました。
労組の役員になった事、そしてその日を境に、『あなたは弱い』
『あなたのせいで〇〇さんが辞めたのよ』
『あなたみたいな人がいるから所長や職員が育たないのよ』
…それはもう怒涛の如く、毎回の会議で言われ続けました。
心の中では、『何でそんな事をいわれなきゃいけないの? 
私は精一杯頑張っているのに』と反発していました。
しかし、言い訳をするとその何十倍も叱咤が飛んでくるのが分かっていたので、
頑張ります、変わります、としか答えられませんでした。
実際、私は休憩時間もなく、椅子に座る暇もなく一日の仕事を終えていました。
『これ以上どう頑張れば? あなたが現場で働いてみると分かるわ!』
そう強い気持ちを心に抱いていました。

労組の活動は、仕事にも支障が出てくるようになり、
『私はこの仕事の為に就職したのであって、労組の仕事をする為じゃない!』
とイライラし始め、労組の仕事と通常の仕事の間で酷く葛藤をしました。

そうして、ある日、いつものように怒涛の叱咤を受けている時
、頭の中で何かが『プツン』と切れたのです。
これは、『キレる』ものとは違います。怒りは浮かばず、私は一体何をしているの? 
もう耐えられないという最後の砦が壊れる音だったのです。
それが新型うつ病になったきっかけです。

■社会環境の変化

労組と仕事で、私は毎日がクタクタでした。
休みの日も労組に駆り出され、自分の時間が皆無に等しかったのです。
それでも仕事は好きだったので、何とか踏ん張りました。
そこに新たな社会環境の変化がありました。結婚をしたのです。
愛する人と夫婦になれたのは、とても嬉しい事でした。
凄く幸せな毎日になるのだろう、と思いを膨らませ、忙しいながらも、
家事もしっかりとこなして完璧な妻を目指しました。
ところが、夫の仕事が忙しくなって午前様が多くなり、すれ違いが多くなりました。
『結婚したらもっと一緒にいられると思ったのに、
どうして結婚前の方が話す時間が多かったの!?』と毎晩泣くようになりました。
これは所謂役割の変化になります。恋人から夫婦へ。女から妻へ。

■新型うつ病としての特徴の現れ

私のストレス、社会環境の変化は、新型うつ病の特徴そのままです。
『新型うつ病になった原因を、労組や夫のせいだと思う』
私は自分を責めずに、他人のせいにしたのです。
でも、本当に辛かったのです。
毎日、仕事と労組に追われ、家では家事をし、後は家の中を一人ぼっちで過ごす…。
淋しくて辛くて、もう何をどうして良いのか分からない、そんな切羽詰まった状況でした。

新型うつ病は、病名は認知されつつありますが、まだまだ未知の世界です。
でも、罹った人は確実に苦しんでいます。
どうか、責めないでください。
それだけを願います。

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