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うつ病1~症状と初診を振り返る

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私のうつ病

うつ病は「心の風邪」とも呼ばれますが果たしてそうでしょうか。
風邪ならば通常は薬と時間で治ります。
うつ病は精神疾患、遺伝子、つまり脳と密接な関係があります。
私は15年ほど前、突然眠れなくなったことがきっかけで、
睡眠障害、うつ状態、その後うつ病と診断されました。
残念ながらうつ病と脳の癖に関して診ることができる医者は
日本ではまだ少ないです。
心療内科と精神科、どちらも診断できる病院が少ないのです。

精神疾患は脳機能の障害で基本的には治りません。障害ですから。
それに気づかず生涯を全うする人もたくさんいます。
つまり精神疾患の代表的な自閉症スペクトラムには相当幅があり、
精神が健康な状態が100として不健康な状態を1とすると
医師の話では100はいない、1も少ないとの説明でした。
そう考えると80でも20でもあまり変わらない、
環境を選べば社会生活を送れることが多いのです。

不眠が症状として現れなければ私も100ではないが
80か20程度かなど気にせずに生活できました。
しかし、なにか自覚せよという合図が出たのでしょう。
本人がこれを受け入れること、そこからが第1歩です。

不眠で脳神経外科へ行ってみた

初診は脳神経外科へ行きました。
不眠はもっと若いころにもありました。
しかし翌日はぐっすり眠れて何ら問題ありません。
今回は翌日もほとんど眠れず、日中は吐き気、全身のだるさが続きました。
市販薬のドリエルを試しに飲んでみると効きました。
しかし1箱開けて2箱めになると効き目が薄いのです。
結構高額ですし、市販薬を続けることは抵抗があります。
他の症状は自分を否定的に考え、人との接触がしんどくなり、食欲も減りました。
とにかく意欲がありません。
暗い部屋でじっとしているのが快適でした。

脳神経外科は大学病院で2時間近く待ち、ようやく呼ばれ、不眠を訴えました。
医師は穏やかな表情で
「ここではないので、お住まいの近くででも心療内科へ行ってください」と。
心療内科って精神科ですよね、愕然としました。
気が狂った人間なのか?
テレビでみた閉鎖病棟が浮かんできました。
「睡眠はすぐとれるようになると思いますので」とも言われ、
その日は帰宅しました。

 

心療内科へ

翌日近くに心療内科へ行きました。
待合室は混んでいて、待っている人が全員「頭がおかしい人」に見えてきて
待つのが苦痛でした。
そして、診察室へ。
医者は丁寧に名前を名乗り、よろしくお願いします、と言われました。
処方は睡眠薬と精神安定剤でした。

精神の安定がないのはなぜか、という大事なところは自分にも医師にもわかりません。

ウィルスとか免疫とかでもない、なにかとてつもなく大きな問題を
頭にかかえることになりましたがそのときはとにかく
夜眠れればいいという気持ちだけでした。

うつ状態ですね、と言われて出された安定剤にも睡眠効果があると聞き、
不思議なかんじでした。

 

初診を終えて

精神疾患については医師は患者が突っ込んで尋ねなければ話しません。
たぶん、医者もたくさんの患者をさばくことに必死で余裕がないのです。
主訴に適した薬を提供すればよい、そんな通院をその後ずっと続けていきました。
問題の根幹が見えなかったのです。

うつ病とつながる精神疾患、発達障害はもはや自分で本やネット情報から
探っていくしかないのでは、と思います。
私は結局たどりつくのに15年もかかりました。

うつ状態は誰にでもある症状で重篤なうつ病になる人も
早期に自分の脳に気付いていればそこまで悪くはならないのです。
精神疾患のほとんどは脳機能障害よるものです。

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