スポンサーリンク

うつ病って、どんな状態?本質は・・・。

a1640_000368
Pocket

うつ病とはどのような状態か

うつ病は「気力の低下」に代表されるあらゆる精気を根こそぎ奪ってしまう病気です。気力の低下なので、単にやる気が無いとか、ネガティブ思考だとか、気分的なものと混同されがちです。

このうつ病の「気力の低下」、これがどのような状態かを、
「思考のゆがみ」
もしくは
「セーフティ過剰」
さらには
「ばねの弾性ゼロ」
と例えることができると思います。 

思考のゆがみ

私たちには、経験によって思考を上書きするという学習能力があります。 
「あー、今日は月曜日か、出勤しないといけない。もう少し眠いし、行きたくないなぁー」
と朝起きるときに出てきた思考は、脳に刷り込まれて、自分の考え方となっていきます。それが事実かどうかは関係なく、です。
「もう少し眠い」
「行きたくない」
というのは本当に気持ちかもしれませんが、その言葉・その思考が、そうさせているかもしれません。

うつ病になると、どういったわけかその思考が
「その人本来の思考」
から 
「その人本来の思考ではないネガティブ思考」
に上書きされてしまいます。

ここでは、「不正な」というのは、「ネガティブな」と捉えています。
このネガティブな思考は、感情から出てくるものですが、
「嫌だなぁ」「気にくわない」
などの否定的な感情から湧き出ます。 

うつ病であり、その自覚がない方はその
「不正に上書きされた思考」
が不正によるものと理解できていないので、自分でも何が起きているのか分からず、
「病気によるネガティブな(不正な)思考がネガティブな(不正な)経験を生み出し、それによって本来の思考をネガティブな思考に上書きしてしまう」
という循環に陥れます。 

この「不正な思考の上書き」を、私は「思考のゆがみ」と呼称しています。
ネガティブな思考もポジティブな思考も、意図すれば思考を上書きできるのです。

セーフティ過剰

動物には生存本能に基づいた「危険からの防衛反応」のシステムがあります。
「今日の○○さん、機嫌が悪そうだから話しかけるの止めよう」などです。

これは、思考でも同様に働き、不正に作られたネガティブな思考が自分のネガティブな未来の経験を「勝手に」予測し、みだらにこのシステムを使ってしまうものとも考えられます。 
「今日はまた大変な仕事を任されそうだ。覚悟をしておかないと」
まだ分からない未来を勝手に予測して、心身を防御してしまうクセです。

病状でありがちな「気力低下」は、この「ねつ造された危険」を本当の危険と誤認識し、そこにセーフティをかけて行動の気力を奪っているのではないかと考えます。
この思考によって、過剰の防衛反応を起こし、気力を余計に消耗してしまっているのです。

バネの弾性ゼロ

健康な精神であれば、ネガティブな思考・経験から生じるストレスを決済してしまう 
(チャラにする)いわば、「ストレス抗性」があると考えます。 
重荷を乗せたばねの弾性のようなものと認識しています。 
うつ病とは、重荷の過剰によってばねがぺしゃんこにつぶれ、
その弾性を失ってしまった状態だとも言えます。
精神状態が、バネのように柔軟性を無くしているということです。

うつ病の本質

うつ病の根本的な理由はこの「思考」にあると思います。 
うつ病は精神病のジャンルにありますが、この「精神」というものがあまりにも
その存在が漠然としており、概念的です。 
しかし、私はあくまでうつ病というのは自分の思考・経験のエラーととらえているので、本質は
「何を思い」
「どういった行動をして」
「どういった経験を得たか」
「経験から何を思ったか」
という思考の循環的な更新プロセスの異常だと思います。 
この、どこかで生じた「異常」がうつ病の原因ではないかと考えています。 

Pocket

▲トップへ戻る